GBIFとは何か?

GBIF-地球規模生物多様性情報機構は、地球上のあらゆる種類の生物に関するデータを誰でも、どこにでも、オープンアクセスで提供することを目的として、世界中の政府から資金提供されて設置された国際的なネットワークであり、研究のためのインフラストラクチャーです。

Scarlet Macaw (Ara macao)
Scarlet Macaw (Ara macao) by Yeanina Cruz. Photo licensed under CC BY-NC 4.0.

GBIF-地球規模生物多様性情報機構は、地球上のあらゆる種類の生物に関するデータを誰でも、どこにでも、オープンアクセスで提供することを目的として、世界中の政府から資金提供されて設置された国際的なネットワークであり、研究のためのインフラストラクチャーです。

コペンハーゲンにある事務局が調整を行うGBIFネットワークは、参加国と参加機関から構成され、参加者ノードを通じて、世界中のデータを保持する機関に共通の形式と、オープンソースのツールを提供します。これにより、ある種がいつ、どこで記録されたかという情報を共有することができます。この情報のまとまりは、18〜19世紀に収集された博物館標本から、地理的情報が付帯する、アマチュア自然科学者がこの数日から数週間で共有したスマートフォンの写真まで、さまざまな情報源から得られています。

GBIFネットワークは、ダーウィン・コア(Darwin Core)標準形式を使用することによって、これらのすべての情報源を集めます。これらは、GBIF.orgの何百万もの種の発生記録の指標の基礎を形成します。出版者は、機械可読のCreative Commonsライセンス指定を使用してデータセットをオープンアクセスで提供し、科学者、研究者などが毎年出版される何百もの査読済みの出版物や政策書類にデータが利用できるようにします。気候変動の影響侵略的外来害虫の広がり、保全と保護地域の優先順位、食糧安全保障、人の健康といったトピックをカバーするこれらの分析の多くは、これらの情報がなければ可能にならないでしょう。

背景と歴史

GBIFは、OECDのメガサイエンスフォーラム生物多様性情報サブグループによる1999年の勧告によって生まれました。この報告書は、

「生物多様性のデータおよび情報を世界中に利用可能にする国際的なメカニズムが必要である」

と結論付けており、このメカニズムが多くの経済的および社会的利益をもたらし、健全な科学的証拠を提供することによって持続可能な開発を可能にすると主張しています。

OECDのパネルは、特に、地球規模生物多様性情報機構の設立を勧告しました。その目的は

「ユーザーが膨大な量の生物多様性情報を探して使用すること、科学研究を進めること(中略)、社会が求める経済および生活の質の利益になること、自然界に関する知識を急速に拡大し、努力と支出の不要な重複を避けるような基盤を提供することを可能にする」

ことです。

この勧告はOECDの科学閣僚によって承認され、2001年にGBIFは参加政府間の覚書によって、正式に設立されました。

事務局について

GBIF事務局は現在、4つのチームから編成されています。

  • 参加と連携チーム は、参加者と出版者のネットワークを運営するとともに、新しいメンバーを募集し、現在の参加者の能力強化を担当します。
  • データ製品チーム は、GBIFネットワークによって生成された統合データ製品の品質と科学的価値に関して責任を負います。
  • インフォマティクスチーム は、データ管理、ソフトウェア開発、GBIFのインフラストラクチャーの全体的な運用を担当しています。
  • 管理チーム は、ネットワークおよび運営と事務作業を担う事務局の維持管理を担当します。